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マルレク 「量子コンピュータの現在」

Description

この間、量子コンピュータの世界で大きな動きがありました。

昨年10月、GoogleのMartinisらは、科学誌 Nature上で、Googleが開発した53qubitの量子プロセッサー Sycamore が、普通のコンピュータで解けば1万年以上かかる問題を 200秒で解いたとして「量子優越性」を達成したと発表しました。https://www.nature.com/articles/s41586-019-1666-5

この発表は、多くのメディアでも取り上げられ、ある政治家は「もはや、破れない暗号はない」とツィートし、またBitCoin が暴落するなど、大きな波紋を呼びました。今回の発表について言えば、これは誤解に基づく反応です。

このあたりの問題については、以前のマルレク「暗号技術の現在 — ポスト量子暗号への移行と量子暗号」 https://www.marulabo.net/docs/cipher/ をご覧ください。

Nature論文発表の直後に、IBM ワトソン研究所のメンバーが、Googleが量子プロセッサSycamore で解いた課題は、オークリッジ国立研究所の世界最速のスーパー・コンピュータ Summit を使えば、1万時間ではなく二時間半で解けるはずという論文を発表しました。https://arxiv.org/pdf/1910.09534.pdf

( IBMが、Nature誌での論文発表に即座に反応できたのは、実は、Nature掲載以前に、Googleの論文がリークされていたからです。)

先の論文は技術的なものでしたが、同時にIBMは "On 'Quantum Supremacy'" というブログを公開して https://www.ibm.com/blogs/research/2019/10/on-quantum-supremacy/ 「(Googleの結果は)「量子優越性」のもっとも厳格な定義に照らせば、目標には達していない。」と断じました。

こうして、Google の「量子優越性達成」の発表は、さらに大きな波紋を巻き起こすことになります。

残念なことに、ビジネスの世界では、昨年のGoogleの「量子優越性を実証した」という実験を、not commercially valid (商業的には妥当な意味のないもの)irrelevant curiosity(的外れの興味本位の実験 )とこきおろす意見があります。

今回のマルレクでは、そうした見方に対して、Googleの実験成功は、量子コンピュータの歴史のマイルストーンとして大きな意味を持つという立場から「量子コンピュータの現在」の話をしようと思っています。

当日の入館方法について

当日のセミナー会場へのアクセスには、会場のビルの入館証が必要となります。入館証を取得する
方法については、参加申込者に対して Peatixからの個別のメール・メッセージで伝えております。Peatixからのメール・メッセージを、チェックしてください。
不明な点がありましたら、info@marulabo.net までご連絡ください。


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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#523210 2020-02-14 10:51:11
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Mon Feb 17, 2020
7:00 PM - 9:00 PM JST
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Venue
住友不動産六本木グランドタワー24階 DMM セミナールーム
Tickets
マルレク個人協賛会員 無料 FULL
一般 SOLD OUT ¥1,500
丸山レクチャーズ会員 無料 FULL
Venue Address
東京都港区六本木三丁目2番1号 Japan
Organizer
マルレク
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